2020年 省エネ基準 ②

{ 2016.02.05 }

blog

先回は、「サッシ」についてお話します。 現在の省エネ基準(H11年基準)ですと 冬の室内の熱流出の52%が窓からです。 窓は簡単に分けますと「枠」部分と「ガラス」部分に分類できます。 「枠」・・・むかしは、アルミだけで造られていました。      古い家に付いているサッシは、ほとんどこのタイプ      だと思います。      現在、主に使われているのは、      外部にアルミ、内部に樹脂の複合枠です。     より進化したタイプがオール樹脂で出来ています。     樹脂はアルミにくらべて、熱伝導率が約1000分の1です。          冬場にサッシの枠が濡れて結露しているのを     見たことがあると思います。     これは外部の冷たい温度がアルミを伝って     室内の暖かな空気で温められた結果     その温度差が結露となってあらわれたものです。 「ガラス」・・・むかしは、ほとんど1枚ガラスで作られていました。         現在は、ほとんど2枚ガラス(ペアガラス)になっています。         最近では、3枚ガラス(トリプルカラス)の物も作られています。            ペアガラスでも、普通の物と、ガラスにコーテングして         熱を遮るようにしてあるガラス(ローイーガラス)があります。         また、ガラスとガラスの間にアルゴンガスを充填したタイプがあります。                 枠のアルミの結露と同じく、ガラスも外部と内部の温度差を        遮断できないと、結露ができます。 新しい省エネ基準(2020年基準)では、サッシ部分の熱還流率を計算します。 家の壁部分の断熱性能を上げると共に、サッシの性能を上げて 家全体の性能を上げる必要があります。 新潟地区では、アルミ樹脂複合枠+ローイーペアガラスで 新基準の数値をクリアーできると思いますが、 できれば、樹脂枠+ローイーペアガラス(アルゴンガス)をお勧めします。 2020年省エネ基準では 冬の暖房した熱を外に逃がさないように 基準値が設定されています。 また、夏の太陽からの日差しを遮るようにも、基準値が設定されました。 (5地区の新潟は必要ですが、4地区の長岡は必要なし) そして もう一つ、 家で使う消費エネルギーの計算があります。 これについては、次回にお話ししたいと思います。